正社員になりやすい仕事を探しているあなたに『人材サービス業界』をオススメする5つの理由
こんにちは、妹子です。現在、人材サービス業界で通算12年働く妹子が、正社員での就職を考えている方、現在就職活動中、転職活動中の方、動き出してはいないけれど、転職をしたいと考えている方にオススメしたいと思っている業界が『人材サービス業界』です。
特に、フリーターから正社員を目指している方や、前職(現職)から異業種に挑戦したい方に『人材サービス業界』はオススメの業界です。
今回は、なぜ『人材サービス業界』がオススメなのか、その理由を紹介します。
人材業界ってどんな業界?どんな仕事をするの?と思った方は、こちらをご覧下さい。

人材サービス業界オススメ理由①経験不問・資格不要
まず、正社員を目指している人に人材サービス業界がオススメな理由は、特別な資格が経験が必要ないという点があげられます。何らかの資格を取得してからの就職を考える、という時間的余裕がある人ばかりではありません。今すぐにでも、就職したいと考えている方は、人材業界がオススメです。
人材サービス業界は資格不問だからオススメ
まず、正社員を目指している人が、就職や転職を考えたときに、何か特殊な資格を持っている場合、その資格を生かせる職種に応募することは、正社員への近道です。反対に、何の資格も持っていない場合、持っている人よりも不利になってしまう求人もあります。
例えば、介護業界は人手不足と言われています。実際に、経験がなくても、資格がなくても採用が決まることが多いです。しかし、就職してから、働きながら資格取得をしなくてはならない場合もあります。資格を持っている方が、採用が決まりやすかったり、持っていない人よりも待遇が良い場合もあります。資格手当がつく場合もあるでしょう。
人材サービス業界では、このような必須の資格というものが入職時にはありません。
人材サービス業界は経験不問だからオススメ
人材業界での経験がなければ、人材業界で働けない、ということもありません。そのため、異業種からの転職もしやすいと言えるでしょう。
人材業界は、「人」を扱うお仕事です。そのため、企業の採用担当者と労働者や求職者の間に入って、様々な調整を行います。「人」と話すことに抵抗がなければ、特別な経験は必要ありません。
人材サービス業界はあらゆる経験値を生かせられるからオススメ
経験は不問ですが、「人」と関わってきた経験のすべてを生かすことができる業界です。実際に妹子が働く会社でも、異業種から転職してきた人たちがたくさんいます。特に、飲食業界で接客業をしてきた人、小売業で販売業をしてきた人は、今まで「お客様」と接してきた経験を生かしています。介護業界から来た人や、もともと派遣労働者だった、という人もいます。
人材サービス業界オススメ理由②就職しやすい
人材業界は、正社員で就職しやすい業界と言えます。まず、人材サービス業は、「労働集約型産業」です。労働集約型産業とは、ざっくり言うと、経費の中で人件費の割合が多い産業のことです。人件費が多いと言うことは、単純に考えると、事業を営む上で、人の力をより必要としている、ということになります。
そして、その人材会社自体に勤めている人の正社員率は高いです。これは、例えば同じ「労働集約型産業」でも、飲食業の場合は正社員率よりもアルバイト率が高い場合が多いです。人材サービス業界に正社員で就職しやすいというのはそういった理由です。
ちなみに、人材業界でも、例えば人材派遣会社の場合、会社に雇用されている労働者とは、人材派遣会社の社員も、派遣スタッフも、同じ労働者になります。すると、正社員率は下がって見えるのです。ところが、通常、人材派遣会社の社員の求人と、派遣スタッフ募集は分けて採用を行っています。
このような数字のからくりもあり、人材派遣会社や人材業界は狙い目なのです。
人材サービス業界オススメ理由③労働力不足により企業の需要がある
人材サービス業界自体が廃れてしまっては、とても正社員での就職にとおススメできませんよね。それでは、人材サービス業界の未来を考えていきましょう。日本の人口減少により、労働人口は減っています。そのため、企業の採用活動が、どんどん難しくなっていきます。
自社雇用で集まらない求人を、人材派遣や人材紹介で補おうとするでしょう。また、今まで以上に、採用活動に労力がかかるようになるため、採用活動自体をアウトソーシングすることもあります。
近い未来ですと、特に2020年東京オリンピックに向けては、あらゆる業界が人材不足に陥るのでは、という予測がされています。そういった時に活躍できるのが人材サービス業界です。
人材サービス業界オススメ理由④共働き推奨・寿命100年時代により労働者の需要
労働者側の人材業界に対しての需要も考えていきましょう。先ほど、労働人口は減っていると説明しました。しかし、人材サービスを利用したいという労働者は、今後も増えるでしょう。
政府は、労働力確保のために女性の活躍やシニアの活躍を呼びかけています。しかし、子育て中の女性が、正社員、フルタイムで働くことは、まだまだハードルが高いです。本人が希望しない場合もあります。その中で、派遣スタッフとして、週に何回かなら、残業なしのフルタイムで、などと働き方の選択肢を広げることができるのが人材サービス業界です。
シニアに関しても同じことが言えるでしょう。寿命100年時代に突入しました。定年から年金支給まで、法律が整備されたとは言えど、実際には誰もが再雇用してもらえる環境ではありません。まだまだ働きたいシニア世代と企業を繋ぐ役割が担えるのも、人材サービス業界です。
人材サービス業界オススメ理由⑤得られる経験とスキル
人材サービス業界、人材派遣会社に正社員として就職したとします。職種は、仮に営業職についたとしましょう。人材派遣会社の営業職は、派遣業界が初めてでも採用されますし、営業経験が全くなくても採用されます。パソコンは使えた方がいいですが、使えなくても採用されます。両手の人差し指2本でキーボードを打つ所からスタートする人もいます。何故自信を持って言えるかと言うと、妹子の会社がそうだからです。
そして、残念ながら、人材サービス会社や人材派遣会社の営業職(だけではありませんが)の離職率は高いです。派遣スタッフと派遣先の会社(得意先)の双方から、板挟みになってしまうことも珍しくはありません。ストレスが多いと感じることもあるかもしれません。
しかし、次の転職を目指したとき、ある程度の勤続年数さえつめば、営業経験有り、パソコン使用の業務に従事などの経験値が得られます。そして何より、コニュニケーションスキルやヒューマンスキルをアップさせることができます。それは、次にどんな仕事についても、確実に役に立つスキルと言えるでしょう。
人材サービス業界オススメ理由のまとめ
以上の理由から、正社員を目指しているがなかなか受からない方には、人材サービス業界をオススメします。異業種での転職やフリーターから就職を目指している方にもオススメです。
ただし、人材サービス業界に入職するに当たり、クリアしなければならない適性が一つだけあります。それは、「人」が好きかどうか、という点です。人と人の間に入っての調整役を担うことが主な仕事です。「人」の生活に直結する「仕事」、そして「お金」にかかわる仕事です。
それさえクリアできれば、何とかやっていけるのではないかと、通算12年、人材サービス業界で働く妹子は思っています。
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