●妊娠中期●羊水過多で入院(;’∀’) 入院費ってどのくらいかかるの?【入院準備編】
こんにちは、妹子です。現在、妊娠している妹子ですが、2018年の年の瀬、妊娠7か月の後半、羊水過多で検査入院することになってしまいました。
妹子にとっては、人生はじめての入院でした。入院中は何が必要で、どのように過ごして、そして、どのくらいのお金がかかるのか、全く検討がつきませんでした。
というわけで、今回は入院時のあれこれについてを紹介していきたいと思います。
その前に、妹子の入院が決まったときの健診の様子こちらの記事にまとめています。

●羊水過多とは
私が診断された羊水過多とは、羊水が通常より多い状態だそうです。それにより、妊娠7か月にもかかわらず、臨月のようなお腹の大きさをしていました。
羊水過多と診断されてから、私は、インターネットで羊水過多について調べてみました。
羊水が多くなる原因としては、母体にある場合と、赤ちゃんにある場合とがあるようです。
原因が母体にある場合は、妊婦糖尿病が疑われるそうです。妊婦糖尿病とは、妊娠中における糖の代謝異常とのことで、血糖値のコントロールがきかなくなってしまう病気です。
妊娠糖尿病になると、出産に際してリスクが色々あるようです。
奇形・流産・早産・巨大児・肩甲難産・出生時低血糖など。。。
そして赤ちゃんに原因がある場合は、口に奇形があったり、腸などの消化器官が詰まっているなどの可能性があるといいます。
というのも、赤ちゃんはお腹の中で、羊水を飲んではおしっこをして、生まれた後の練習をしているようです。母体の血糖値が高いと、胎盤を通してその血液が行くと、赤ちゃんのおしっこの量が増えて羊水の量も増えてしまいます。
また、口に奇形があったり、消化器官が詰まっていたりすると、赤ちゃんが上手く羊水を飲めないので、これまた羊水が増えてしまうといいます。
今回は、その原因をさがすために入院することになったのでした。
●入院準備編
入院が決まった診察から5日後からが入院の予定でした。それまでに入院の準備を整えなくてはなりませんでした。5日あると思うと結構あるようですが、診察が2018年12月20日(木)、翌日の金曜日が平日で、その後3連休、そして連休明けの火曜日から入院という日程でした。あるようで、意外とない準備期間でした。
・会社に報告
診察の日は、お休みをいただいていたものの、妊娠7ヶ月、産休をとれるのはまだ先でしたので、私はまだフルタイムで仕事をしていました。妊娠が分かり、会社に報告を入れてからすぐに、自分の後任の採用をすすめてもらい、主業務の引継ぎはほとんど済んでいました。引継ぎが終わってからは、その後任の方のフォローや、他の人の手伝いや雑用などを行っていました。
私が入院することで、頭数としては人数が減ってしまい、迷惑をかけてはしまうものの、幸い、業務が滞るということはないような体制になっていました。そのため、上司へ入院の報告は、恐縮はしたものの、言い出しやすかったです。
入院が決まった当日に、取り急ぎ上司にその旨を電話で報告、翌日は通常通り出勤をしました。が、内容は入力作業と片付け、ほぼ雑用とは言え任されていた仕事の引継ぎを行いました。
というのも、上司と話した中で、12月25日から、最短で1週間の入院の予定でしたので、そのまま年末年始休みに入ってしまう流れを確認しました。また、入院中に行う検査の結果や、経過次第で長期の入院の可能性もありました。そのまま、産休、育休まで休まざるを得ない可能性も考えていました。
そんなこんなで、入院準備期間1日目で仕事の引継ぎを終わらせました。
・書類を揃える
それから、入院するにあたって、ひと月の医療費を上限額に抑えられる健康保険の制度、高額療養費制度を利用出来るように、限度額認定証の申請を行いました。詳しくはこちらの記事へ。

それから、いくつか書類を渡されたので、その記入が必要でした。
・入院時共通同意書
入院についての説明を受け、その内容に同意するかどうかの確認の同意書です。患者本人である妹子の署名と捺印、そして主人の署名と捺印も必要でした。
・入院申込書兼保証書
規則を守る、入院費を期日までに支払う、支払いの延滞があた場合は、患者又は保証人が責任を負う、と言った内容の書類でした。これは、入院患者と、保証人の署名・捺印が必要でした。保証人は、主人では駄目で、『別世帯で生計を営む成年者』でなけれならないとのことでした。入院の準備期間中に、この書類を書いてもらうのに、隣の県から、義父に印鑑持参で自宅に来ていただきました。
・パジャマ貸し出しの申込書
・セキュリティーカード発行の申込書
病棟に入るのにセキュリティーカードが必要になります。申し込むと、お見舞いに来る家族に1枚、セキュリティーカードが発行されます。また、駐車場代も1台分は無料になります。主人用に1枚発行してもらいました。
その他、記入の必要はありませんでしたが、案内としてプリントを渡されました。
・入院時共通説明書
A4用紙4枚に渡って、入院時の案内、病院の機能や検査について、身体的拘束や感染症、転倒防止などについて細かく書かれていました。
・面会について
お見舞いに来る人がいる場合の時間や手続き、注意点についての案内が書かれていました。また、セキュリティーや駐車場の案内についても書かれていました。
・持ち物の準備
入院の案内の時に、入院のご案内という病院のパンフレットを渡されました。そのパンフレットに入院時の持ち物が書いてあったので、準備をするのに大変参考になりました。
パンフレットに載っていた持ち物を下記に転記しておきます。概ね、このまま準備して持っていきました。医療受給者証や入れ歯ケースは、持っていないので用意していません。また、パジャマは、1日70円で借りれるとのことでしたので借りることにしました。
タオルなどは自宅にある物を持っていきましたが、洗面用具に関しては、家庭用の物はかさ張るので、旅行用の物を買っていきました。退院したとしても、出産のときに再度入院すること思い、今のうちに買っておこうと思ったからです。イヤホンも持っていなかったので、購入しました。入院に際して新たに買ったものとしては、3000円くらいかかりました。
・保険証・医療受給者証・限度額認定証・診察券・印鑑・筆記用具
・下着・パジャマ・パジャマの上に羽織るもの・室内用履物
・洗面用具(ボディーソープ・シャンプー・歯ブラシ・歯磨き・コップ・くし・電気かみそり等)
・日用品(ボックスティッシュ・ウェットティッシュ・タオル5枚・バスタオル2枚・イヤホン・ビニール袋・入れ歯ケース等)
・その他
パンフレットには載っていませんでしたが、必要なのではないかと思い、準備して持って行ったものはこちらです。
・パジャマのズボン
パジャマは借りても、持ち込みでもどちらでもよいとのことでしたので、借りることにしたのですが、ズボンがLサイズのズボンとのことで、お腹のゴムが気になると思い、妊婦用のレギンスを持っていきました。実際、やはりゴムが気になったので、洗い替えで借りたパジャマのズボンをはき、それ以外は持ち込みのレギンスで過ごしました。
・パソコン
入院が初めての私は、入院経験者(しかも複数回)の兄に、持ち物のアドバイスを聞いたところ、『暇つぶしグッズ』と即答されたのでとりあえず小さなノートパソコンを持っていくことにしました。
・買い足した物
・ペットボトルの水
・洗濯用洗剤
どちらも病院の中にあるコンビニで買いました。水は、病院内がとても感想していて、すぐに喉が渇いてしまったからです。食事の際に出てくるお茶などの水分だけでは全然足りませんでした。
また、病院内に入院患者が使えるコインランドリーがあったので、洗濯用洗剤も買いました。洗濯ものはお見舞いに来てくれた家族に渡して洗ってきてもらったりすることもできるのですが、家族も忙しいですし、私自身が病院で重篤というわけではなく、ウロウロできたので、手っ取り早く自分で洗うことにしたのです。買い足した金額は、合わせて800円くらいでした。
また、コインランドリーは、乾燥機までついており、1回洗濯して乾かすまでに300円かかります。結局早々に退院が決まったため、1度しか洗濯はしませんでした。
・使わなかったもの
持って行ったけれど使わなかったものもあります。次回入院するときはいらないかな、と思っています。参考に記載しておきます。
・イヤホン
テレビを見るのに、イヤホンが必要とのことでしたが、テレビを見るには、有料でテレビカードを買わなくてはなりませんでした。このテレカードで、冷蔵庫も冷やすことができるのですが、真冬だったので、水も常温でよく、テレビも見なかったので、カード自体を買いませんでした。そのため、イヤホンも使っていません。
・ビニール袋
そもそも準備している時点で、用途が分かりませんでした。ゴミをまとめる用かなとも思ったのですが、病室のごみ箱には、あらかじめビニールがかけられており、清掃の方が毎日掃除をしてくれていました。
入院準備にかかった費用の合計とまとめ
結局、入院費用にかかった費用は、約3800円でした。日用品など、家にある物を持っていけばそこまでの大きな出費にはなりません。
ただし、入院初日は主人に自家用車で送ってもらったこと(入院患者の付き添いは駐車場代が無料)で、タクシー代等がかかっていない等の協力はもちろんありました。安静にといわれている中、入院の荷物をもって、公共交通機関を使用するのは現実的ではありませんので、送ってもらえない場合は、タクシーになるところでした。
また、入院の準備中に発生する金額ではないので上記金額には入れていませんが、入院中の医療費以外の出費、というところでは、コインランドリーを使用すれば実費、テレビカードを購入すればその分お金がかかります。これは、医療費とは別で必要なお金になるので、大金は危ないですが、入院中も少しは現金を持っておいた方がいいのだと思いました。
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