快適な長期の入院生活のススメ

長期入院生活でのオススメ品

快適な長期の入院生活のススメ

こんにちは、妹子です。現在、妊娠8か月にて長期入院中です。これまで、何かと健康で丈夫だった妹子は、この妊娠で生まれて初めて入院しました。今回は、その体験をもとに、快適な長期の入院生活を送るコツを紹介していきます。もしこれから、長期入院を控えている方や、今現在入院中の方は参考にしていただければ幸いです。

妹子の体験を元にしています。妹子は『切迫早産』の管理入院という形でしたので、自分自身は比較的元気ではあるものの、でも24時間の点滴と、絶対的な安静が必要という状態でした。手術を控えているわけでもなければ、体調に大きな波があるわけでもなく、他の入院患者さんと比べても、毎日の検査や治療のミッションが少ない患者でした。記事の内容につきましては、入院する病院や病状によっても変わってくる部分があるかと思います。

目次

パジャマのススメ

入院中は、24時間パジャマで過ごすと言っても過言ではありません。ですから、快適なパジャマを着ることは、入院生活の質を向上させる上で、需要な要素の一つと言えるでしょう。

妹子の入院した病院は、1日70円でパジャマの貸し出しがありました。病院としては自前のパジャマでも問題ないのですが、私は、洗い替えがたくさん用意できるわけではなく、主人は週末にしか洗濯に来られなかったので、洗濯を極力減らしたく、病院の貸し出しのパジャマを利用することにしました。

入院してから気が付いたのですが、病院の貸し出しパジャマの利点は、洗濯物の量以外にもありました。パジャマで入院生活を送ると、パジャマって結構汚れるのです。何度か吐いてしまった時や、点滴で、薬や血液が逆流した時などは、看護師さんが上だけでも、スッと新しいパジャマを持ってきてくれます。また、点滴をしたままだと、位置によっては腕を曲げてはいけなくて、食べこぼしも頻発していました。多少の汚れが気にならないことは、ストレスにならないのでいいことです。

また、24時間点滴に繋がれていると、実は着替えがままなりません。点滴している方の腕が抜けないので、一人で脱げないし着れません。ですから、自前のパジャマよりも、貸し出しパジャマの方が断然着替えやすい構造をしていましたので、着替えも手伝ってもらいやすいです。

ただ、私の場合、病院の貸し出しパジャマのズボンが合いませんでした。病院では妊婦用のパジャマはないため、ズボンだけ大きいサイズを出してもらったのですが、お腹のゴムが気になってしまい、寝ているときは低めに下していると、今度は立ち上がった時に脱げてしまうという状態でした。というのも、私の切迫早産の原因は、羊水過多で、お腹の中の羊水が多い分、入院したのは8か月の時でしたが、すでにお腹の大きさだけは臨月くらいになっていたからです。

というわけで、私は下だけユニクロで購入した妊婦用のレギンスを着ていました。これは、お腹の締め付けは全くなく、それでいて胸の下までお腹をすっぽりと覆ってくれるので、冷えないし、着心地もよく、そして1000円台で買えたので複数持っていました。

上は病院の貸し出しパジャマ、下は持ち込みのレギンス、というのが私の入院時のパジャマスタイルでした。

食事のススメ

みなさんは、病院食にどんなイメージをおもちですか?私は、特に食事制限などがなかったので、普通の病院食を食べられたわけですが、学校給食みたい、というのが私の感想です。そして、決してグルメなわけではありませんが、特段まずくもなく、美味しいわけでもなく、と言ったところでしょうか。

ただ、味気無さを感じることはありました。そこで、おススメしたいのが、下記3つのアイテムです。

・ふりかけ
・ごはんですよ
・バター

完全に私の好みってだけかもしれませんが、おススメです。

ふりかけとごはんですよは、味気なさ対策です。食事のたびに毎回使わなくてもいいのです。なんか物足りないな、と思った時に、スッと登場させてみてはどうでしょうか。おかずでやむを得ず、苦手で食べられないものが出たとき、おかずを残そうとすると、白ごはんも余ってしまう、なんて時にも大活躍します。

それから、バターは、こちらは完全に私の好みになってしまうのですが、私の入院している病院では、朝食はチンしたパンがでます。(トーストではありません)そして、日替わりで色んな味のジャムやマーガリンがでます。実は私は、酸っぱいジャムが苦手ですが、ジャム率が高いです。毎日マーガリンでいいのに、と思っています。

ましてトーストではない、チンしたパンは風味に欠けます。パンにつけるものの好みも分かれるモノだと思います。私の場合はバターが好きですが、好みによって何でもいいのです。パンにぬるホイップクリームチョコでもピーナッツペーストでも、バターでもマーガリンでも。大事なことは、日替わりのジャムの当たりはずれに翻弄されないことです。

寝床のススメ

入院中は1日のほとんどをベッドの上で過ごします。夜はもちろんベッドの上で寝ますが、日中も、ベッドの上で食事をしたり読書をしたり、昼寝をしたりします。つまり、ずっとベッドの上で寝転んだり座ったりしているのです。病院のベッドは、定期的にシーツを交換してくれるので清潔だし、リクライニングもついているので快適ではあります。しかし、より居心地よくすることが、長期入院生活を送るにあたり、とても重要です。

私は、入院生活が始まった翌日に、自宅から大き目のクッションを持ってきてもらいました。そして、1週間後には抱き枕をもってきてもらいました。

妊娠後期になると、寝る姿勢に大分苦労するようになります。まして、臨月並みの大きさになってしまったお腹を抱えてしまい、どんな体勢で寝ても疲れるし辛い、という状態でした。そんな状態を変えたのが、抱き枕でした。

抱き枕やクッションは、寝るとき以外にも、食事の時にお尻の下に敷いたり、リクライニングに寄りかかって座ってるときに背中に当てたり、パソコンを打つ時にリクライニングによりかかって、ももの上にクッションを置いて、その上にパソコンを置いて打つなど、何かと重宝しました。動画を見る時も、リクライニングとクッションと抱き枕を駆使してリラックスできる空間を心がけました。

抱き枕が大きすぎて、たまに居住スペースを圧迫していることがありましたが仕方ありません。

金策のススメ

長期の入院となると、お金のことも心配になるのではないでしょうか。ただ、心配しても仕方ありません。入院中はなるようにしかならないのが現実です。ただ、できる範囲で対処できることもあります。具体的には、下記の制度です。仕事が出来ない入院中は、下記の各制度が大きな助けになることもあります。

・限度額認定証を申請する
・傷病手当金を申請する
・確定申告で医療費控除を受ける

限度額認定証は、高額療養費制度という健康保険の制度を利用するために必要な書類です。入院前や入院中に準備する必要があります。少しタイトな日程になることもありますが、これで月の医療費の上限が決まるので、とても大きいです。

限度額認定証については、私も、1回目の短期の検査入院の時に申請しました。こちらの記事に詳しくまとめましたので参考にしてください。

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傷病手当金は、社会保険の制度です。申請できるのは、傷病期間を過ぎてからになりますので、入院中にできることは、書類を取り寄せておくことぐらいでしょうか。この申請をすることで、後日にはなりますが給料の3分の2が手当としてもらえますので、非常にありがたい制度です。

確定申告で医療費控除を受けるのは、今年の分なので実際に手続きするのは、翌年の2月から3月ということになります。ですから、こちらも入院中にできることはほとんどありません。かかった医療費の領収書を大切に保管しておくことくらいでしょうか。

ほかにも、個人で医療保険や入院保険などに加入している場合は必要な手続きや書類の取り寄せ、病院への記入の依頼などをしましょう。

まとめ

長期入院中は、普段と環境が変わってしまいます。あまり眠れなくなったり、普段は気にならないことが気になったりということもあるかもしれません。しかし、環境に適応して、ストレスなく、むしろ快適に過ごした方が、体にもいいはずです。

考えてみれば、病院の環境って快適なのです。清潔なシーツとパジャマ、空調のきいた空間、強制的に早寝早起きができる環境、でも疲れたら昼寝しても文句も言われません。バランスのとれた食事が3食自動的に出てきて、たっぷり時間があるので、工夫次第で今まで出来なかったやりたいことができるのです。妹子としては欲を言うなら、シャワー浴びたいな、ということくらい…です。もちろん、もっと辛い入院生活を送っている人は沢山いると思いますので、こんな感じ入院生活を送れていることに感謝しています。

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この記事を書いた人

岐阜で育ち、名古屋で学び、東京で人材系の会社に就職し、埼玉に嫁ぎ、柔軟な兄とは対照的に、鉄骨並みの頭の固さで現在を生きる30代。妹子。

妹キャラというより、幼少期より身についてしまった奴隷体質で、当ブログの記事執筆と日程管理を担当。日々、兄のケツを叩きながら、自分も兄の奴隷としての才能を発揮。

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