●妊娠中期●羊水過多で入院(;’∀’) 入院費ってどのくらいかかるの?【検査編】

羊水過多検査

●妊娠中期●羊水過多で入院(;’∀’) 入院費ってどのくらいかかるの?【検査編】

こんにちは、妹子です。現在、妊娠している妹子ですが、2018年の年の瀬、妊娠7か月の後半、羊水過多で検査入院することになってしまいました。退院は未定、1週間を目処に検査、検査結果や経過次第で退院の予定を決めるとのことでした。

今回は、この入院でどのような検査を行ったかについて紹介していきたいと思います。

その前に、妹子の入院が決まったときの健診の様子こちらの記事にまとめています。https://anijatoimoko.tokyo/ninsinshokihiyou03/
また入院が決まってから、入院するまでの間の準備についてはこちらにまとめています。
https://anijatoimoko.tokyo/nyuin/
入院生活の日々のタイムスケジュールなどはこちらにまとめています。
https://anijatoimoko.tokyo/nyuin2/
目次

入院の理由:羊水過多とは

私が診断された羊水過多とは、羊水が通常より多い状態だそうです。それにより、妊娠7か月にもかかわらず、臨月のようなお腹の大きさをしていました。

羊水過多と診断されてから、私は、インターネットで羊水過多について調べてみました。羊水が多くなる原因としては、母体にある場合と、赤ちゃんにある場合とがあるようです。

原因が母体にある場合は、妊婦糖尿病が疑われるそうです。妊婦糖尿病とは、妊娠中における糖の代謝異常とのことで、血糖値のコントロールがきかなくなってしまう病気です。妊娠糖尿病になると、出産に際してリスクが色々あるようです。奇形・流産・早産・巨大児・肩甲難産・出生時低血糖など。。。

そして赤ちゃんに原因がある場合は、口に奇形があったり、腸などの消化器官が詰まっているなどの可能性があるといいます。というのも、赤ちゃんはお腹の中で、羊水を飲んではおしっこをして、生まれた後の練習をしているようです。母体の血糖値が高いと、胎盤を通してその血液が行くと、赤ちゃんのおしっこの量が増えて羊水の量も増えてしまいます。また、口に奇形があったり、消化器官が詰まっていたりすると、赤ちゃんが上手く羊水を飲めないので、これまた羊水が増えてしまうといいます。

今回は、その原因をさがすために入院することになったのでした。

入院中の計画

入院初日に、2種類の書類を渡されました。『入院診療計画書』『看護計画票』です。

『入院診療計画書』は、今回の入院の病名や症状、看護計画が具体的に書かれていました。また、『看護計画票』はもっと細かい内容が書かれていました。口頭で説明されるより、明文化されていて分かりやすいと思いました。

 

検査内容

・超音波検査

4日間の入院中、3人の先生にそれぞれ1回ずつ、合計3回の超音検査をしていただきました。超音波検査とは、エコーという言い方もされますが、ベッドに寝たままお腹を出し、お腹にゼリー状の何かを塗られます。そして、パソコンのマウスのような機械をお腹の上で転がされると、お腹の内部がモニターに映し出されます。赤ちゃんの姿や赤ちゃんの心臓や内臓の動きも見ることができるのです。

3人の医師が別々に同じ超音波検査を行ったことには理由があります。この超音波検査の目的は、モニターに映し出された赤ちゃんの姿を目で見て、異常がないか確認します。羊水が多いことで、赤ちゃんに異常があるかもしれない状況でしたので、3人の医者が別々にエコーで見て確認をすることで、少しの異常も見逃さない体制をとってくれたそうです。これは、大きな病院の利点で、医師が一人の個人病院では取れない医療体制だと思いました。

1回目(院長先生)

1回目の超音波検査は、院長先生に診ていただきました。普段、外来で使っているモニターは、白黒の2Dエコーなのですが、今回はカラーの3Dエコーでした。赤ちゃんの姿が、より鮮明に、くっきり、説明をしてもらわなくてもどこが目で、鼻で、口で、へその緒で、とわかりました。妊婦検診の時に、いつも白黒のエコー写真をプリントアウトしてもらえるのですが、正直なところ、今回のカラー写真が欲しい、と思ってしまいました。

ただ、そういうわけにはいかず…院長先生は、時間をかけて隅々まで診てくださいました。そして異常なし。羊水過多の原因不明。それだけ告げられて、検査終了。病室へと帰されたのでした。

2回目(病棟担当の先生)

2回目の超音波検査は、入院病棟の担当の先生でした。この先生は、朝の回診で毎日病室に来てくれて、赤ちゃんの心音を確認してくれる先生です。今度はいつも通り、2Dエコーで診てくれました。やっぱり時間をかけてみてくれます。で、結果は異状はなし。つまり羊水過多の原因不明でした。

ちなみに、この先生は、エコー写真を撮ってくれました。顔のアップです。この先生はどうやら写真を撮るのが好きなのか上手なのか、なんかいい感じの写真をもらえました(笑)

3回目(主治医の先生)

3回目の超音波検査は、主治医の先生でした。主治医の先生なので、検診の時に毎回診ていただいてる先生です。この先生も2Dエコーで診てくれました。3Dエコーは院長先生専用なのかな、と思いつつ、検診の時よりも時間をかけて丁寧に診てくれます。外来では、私自身も毎回2時間ほど待ちますし、後ろにもたくさんの患者さんが待っています。そのせいかどうかは分かりませんが、入院して診てくれる超音波検査の方が、ゆっくり丁寧に診てくれたように思いました。主治医の先生が診る限りでも、赤ちゃんに異常はありませんでした。

それから、3人の医師が診て、異常が発見されなかったことから、ひとまず赤ちゃんに見える範囲での異常はなし、と結論付けられました。それを聞いて、一旦ホッとしました。

内診

主治医の先生がエコーの後に内診をしていただきました。子宮口の状態や、子宮頚管の長さを測ってくれました。そして、お腹は張りやすいものの、子宮頚管の長さは、38ミリあり、子宮口の状態からも、今すぐ破水や早産が心配されるわけではない、ただし安静に、ということでした。

ブドウ糖負荷試験

妊娠糖尿病の検査で、ブドウ糖負荷試験という検査を行いました。これは、母体である私に異常がないかを確認する検査です。入院していなくても、妊婦検診で通常行われる検査とのことですが、せっかくなので入院中に行ってしまいましょう、とのことでした。

まず、この検査は空腹時に行う必要があるため、検査の日の朝食は出されませんでした。そして、その時点での血糖値を測るために、採血をされます。それから、甘いソーダ水を飲んで、1時間後と2時間後に採血されます。時間の経過における血糖値の変化を診るそうです。

ソーダ水はものすごく甘かったのですが、空腹だったこともあり、難なく飲むことが出来ました。採血は、3回されても、苦手ではありませんので大丈夫です。この検査は、2時間後の採血から、約2時間ほどで結果が出ました。そして検査の結果、問題ありませんでした。

NST検査(ノン・ストレス・テスト)

この検査は、赤ちゃんの心拍数や子宮の収縮具合をモニタリングしてグラフにする装置をお腹に着けて、赤ちゃんや子宮の状態に異常がないかを確認する検査だそうです。通常ですと、妊娠後期に入ってからや、臨月の妊婦さんが、妊婦検診で行うそうですが、25週でも計測可能とのことで、検査をしていただきました。

まず、病室のベッドに仰向けに寝た状態で、お腹に太めのベルトのようなものを巻かれます。そして、パッドのようなものを、お腹の上の方と下の方につけられました。これで、赤ちゃん心拍数と、子宮の収縮を測るそうです。そして、聴力検査の時に渡されるボタンと同じようなボタンを渡され、赤ちゃんの胎動を感じたら押してください、とのことでした。そしてこのまま、40分計測します。

胎動に神経を集中させながら、規則的に波打つグラフを眺めていました。40分の間に、一度、お腹が張ったのですが、その時はグラフが山なりに動いたので少しドキドキしました。が、後から聞いたら、これくらいの張りなら問題ないとのこと。立ったり動いたりするとすぐ張る私のお腹も、寝ていればそんなに張ることはありません。お腹の張りに安静は有効なことが分かります。

胎動は、赤ちゃんが寝ているときがあるようで、あまり動かない時間帯もあったのですが、それでも定期的に動いてくくれていたので安心でした。ちなみに赤ちゃんは、20分ごとに寝たり起きたりを繰り返しているそうです。昼夜関係ないようです。

そして、この検査でも、異常は認められませんでした。

検査入院の結果

以上の検査の結果から、羊水過多の原因は『不明』でした。原因不明となると、途端に不安になりそうですが、決してそういうわけではありません。というのも、原因不明ということは、私に重い病気があるわけでもなく、赤ちゃんに今現在、エコーで診断できるような重い障害があるわけでもない、ということなのです。そして、羊水過多になってしまった人の6割は、原因不明、おそらく体質的なもの、とのことです。

ただ、羊水過多の人は、原因は不明でも、人よりも羊水が多いことには変わりありません。その場合、お腹が張りやすいなどの症状がみられ、子宮頚管が短くなるなどして何かの拍子に破水してしまう可能性もあるそうです。つまり、羊水過多の人は、早産傾向での出産の確率が高いそうです。つまり、順調で健康な妊婦さんよりもリスクを抱えているということです。というわけで、今後はとにかく安静に過ごすことを言い渡されました。

子宮頚管とは、赤ちゃんが入っている袋から、子宮の出口までの管のことです。この長さが、生まれてくる直前になると、短くなっていきます。ただ、まだ生まれる時期ではないのに短くなってしまうのはいけません。というわけでこの子宮頚管の長さが、通常よりも短いほどより安静が求められます。私は、退院の日の内診で、38ミリの長さだったので、今のところは大丈夫、と退院が決まりました。が、早産のリスクが高く、安静にしなければいけないことには変わりはないので、仕事は産休に入るまで、有給休暇の消化と休職をさせていただくことになりました。

余談ではありますが、休職に際し、『傷病手当』を申請することにしました。申請までに時間がかかるようなのですが、そのこともいずれ記事にしていけたらと思っています。

 

 

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この記事を書いた人

岐阜で育ち、名古屋で学び、東京で人材系の会社に就職し、埼玉に嫁ぎ、柔軟な兄とは対照的に、鉄骨並みの頭の固さで現在を生きる30代。妹子。

妹キャラというより、幼少期より身についてしまった奴隷体質で、当ブログの記事執筆と日程管理を担当。日々、兄のケツを叩きながら、自分も兄の奴隷としての才能を発揮。

就職・転職・労働問題を中心に、働くこと、稼ぐこと、節約することを発信していきます!!

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