【妊娠初期】病院の費用はどのくらいかかるの?
妊娠した場合、妊娠検査薬で妊娠判定が出てから、産婦人科のある病院へ行く方がほとんどだと思います。実は、妊娠で病院にかかる場合、健康保険がきかず、10割負担の自費診療ときいたことはありませんか?
通常、きちんと健康保険に入って、保険料を納めている場合は、病院でかかるお金は、3割負担となります。高齢者や特別な事情がある場合など、負担の割合が変わる場合や、医療費が免除になる方もいますが、ここでは割愛します。
保険に入っている場合も、自費診療、10割負担となる治療もあります。歯医者での保険外診療、自由診療や、美容整形で保険が適用されないことはよく知られた話ではないでしょうか。妊娠の場合も、健康保険が適用されないのです。理由は、病気ではないから、だそうです。私は、この事を30歳を過ぎてから、出産をした友達の話を聞いて初めて知りました。
自分の妊娠が判明し、いざ病院へ行くとなった場合、ふと、いくら持って行こうか、ということが気になりました。初めて行く病院だったので、クレジットカードが使えるかもわかりませんでしたし、医療費は出来るだけ現金で支払いたいと思っていました。
きっと私のように、病院に行くときにいくら用意したらいいのか心配になる方も多いのでは?と思い、今回は、妊娠判明時から、1か月間、4回に渡る診察で実際にかかった費用を公開していきたいと思います。
ただし、あくまで私の場合、そして私がかかった病院の場合、ということになります。個人差や病院の差、それから、出ている症状等によって、治療か変わってくることもあると思いますので、あくまで参考程度に考えてください。
ちなみに、かかっている病院は、隣の市の市立病院です。市民でなくとも受診できるか不安でしたが、問題ありませんでした。
第1回通院/妊娠確定ならず/かかったお金は2440円
・日にち:8月6日
・時期:4W5D(妊娠2か月)
・支払金額:2440円
・診療内容:問診・診察・超音波検査
正常な妊娠を確認したくて受診しました。妊娠検査薬で陽性反応がくっきり出ていましたし、それまで生理不順などはありませんでしたので、受診には早いのではないだろうかと思いながらも、受診しました。
あまりにも早く受診すると、早すぎて何もわからないことがある、と聞いていましたが、それでももし、病院の雰囲気が悪かったら次は別の病院に行こう、という思いもあり、異常があり手遅れということも嫌でしたので、思い切って病院に行ってしましました。
結果ですが、きれいでスタッフの方の雰囲気も、病院自体の雰囲気もいい病院でした。そして、妊娠確定は出来ませんでした。エコーはとってもらったのですが、初期すぎて、まだエコーに映らないと言うことでした。
問診は、2枚に渡って用紙に記入しました。今までの病歴や、アレルギーの有無、それから、2回前からの生理の開始時期、妊娠検査薬での判定結果などを記入しました。診察では、その問診票を元に行っていただきました。てっきり尿検査があると思い、構えていたのですが、妊娠検査薬で陽性反応が出ているということで、病院ではしないそうです。それだけ、市販の妊娠検査薬の精度が高いということなのでしょうか。
結局、異常も発見はされませんでしたが、正常な妊娠かどうかも分かりませんでした。しかし、病院がいいことはわかりました。
この日の外来請求書兼領収書と外来診療明細書を添付します。支払った金額は、2440円でした。驚いたことに保険が適用されており、3割負担でした。あれ?自費じゃないの?と肩すかしを喰らった気持ちでした。
第2回通院/妊娠確定/かかったお金は1650円
・日にち:8月13日
・時期:5W5D(妊娠2か月)
・支払金額:1650円
・診療内容:診察・超音波検査
前回、一週間後に来てください、とのことでしたので、丁度一週間後に病院に行きました。前回、妊娠検査薬で陽性反応が出ていれば、妊娠していることは間違いないとのことでしたが、この日は、正常に妊娠しているかを確認しましょう、とのことでした。
たとえ妊娠反応があっても、子宮にきちんと着床していなければ、正常な妊娠とは言えないそうで、稀に子宮外妊娠と言って、子宮でない場所で赤ちゃんが育ってしまうことがあるそうです。そのような事態をいち早く発見するためにも、妊娠検査薬で陽性反応が出たら、なるべく早く病院へ、と妊娠検査薬の説明書に書いてあったので、いったら前回は早すぎ、この日の受診に至ります。
この日、まずはエコー、そして診察でした。無事に正常妊娠が確認できたようです。エコーに胎嚢と呼ばれる赤ちゃんの袋が映っていました。エコー写真もいただけましたが、正直、よく分かりませんでした。
この日のエコー写真、外来請求書兼領収書と外来診療明細書を添付します。支払った金額は、1650円でした。同じ超音波検査(エコー)でも金額が変わっていました。点数計算とか医療費の計算とかよく分かりませんが、不思議ですね。
第3回通院/心拍確認/かかったお金は1760円
・日にち:8月27日
・時期:7W5D(妊娠2か月)
・支払金額:1760円
・診療内容:診察・超音波検査
この日は、赤ちゃんの心臓が動いているかを確認しましょう、ということでした。エコーを見て、前回は袋だけだったのですが、心臓が動いているのが分かりました。全体像としてはよく分かりませんでしたが、とにかく心臓がものすごく速く動いているのは分かりました。
実はすでにつわりがはじまっており、けっこうしんどかったので、診察の際に入院の説明も受けましたが、とりあえずこれ以上ひどくなったら入院ということになり、この日は帰宅しました。
この日のエコー写真、外来請求書兼領収書と外来診療明細書を添付します。支払った金額は、1760円でした。相変わらず、保険適用の3割負担です。
第4回通院/予定日確定/かかったお金は1920円
・日にち:9月10日
・時期:9W5D(妊娠3か月)
・支払金額:1920円
・診療内容:診察・超音波検査
この日は、赤ちゃんのサイズを測って、予定日を確定させましょう、ということでした。もともと、最後の生理の日から、大体の予定日は割り出されていましたが、このタイミングで、胎児のサイズから予定日を確定させることは一般的な流れのようです。ちなみにここで割り出された予定日が、産休取得の基準になります。そのため、働いていて産休取得の予定の方は、大事なポイントの日にちになります。
ちなみに、予定日は4月10日でした。もともと生理不順などはありませんでしたから、予定通りの予定日でした。
赤ちゃんのエコー写真は、大きくなっていることが分かることと、頭と胴体のふたかたまりに分かれていることはわかりますが、まだまだ『人』という雰囲気はありません。が、相変わらず心臓だけは元気に動いていました。
実は9月の頭から、勤めている会社の配慮で、つわりのひどさから1か月間の長期休暇をいただけました。食べると吐く&気持ち悪さで食べれない、という症状が重なり、体重は6キロへりました。もともと有給休暇が40日ありましたので、遠慮なく使って良いという感じでした。お休みをいただき、家でゆっくりとできているおかげで、つわりの苦しさは少しだけ緩和していました。
この日のエコー写真、外来請求書兼領収書と外来診療明細書を添付します。支払った金額は、1920円でした。相変わらず、保険適用の3割負担です。が、毎回、診察とエコーですが、微妙に金額が違っています。
まとめ
最初に受診してから約1か月のうちに、病院へは4回受診しました。次はいつ来て、という医師の指示に従って通院していたので、特別多いわけでもないのかな、と思っています。かかった医療費は、合計で7770円でした。4回とも、保険適用の3割負担のようです。
そして、4回目の診察の後に、助産師さんから説明があり、次回の診察までに母子手帳と妊婦健康診査助成券をもらって来るよう言われました。妊婦健康診査助成券は、妊婦健診の費用の一部を公費で負担してもらえるなんともありがたい券だそうです。そして次回の診察から使えるそうです。
今後、妊婦健康診査助成券を使用してみて、かかるお金にどのくらいの変化があったのかなどを書いていきたいと思います。
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