【妊娠初期】病院の費用はどのくらいかかるの?2
ということで、妊娠中に病院代はどのくらいになるのか、前回に引き続き、第2弾です。
第1弾では、妊娠判明時から、1か月間、4回に渡る診察で実際にかかった費用を公開しています。
今回からは、いよいよ自治体から頂いた『妊婦健康診査助成券』という券を使っての通院がスタートしました。この券を使うと、病院でかかるお金はどのくらいになるのでしょうか。
妊婦健康診査助成券とは
妊婦健康診査助成券とは、自治体からの発行されるもので、妊婦健診のお金をサポートしてもらえる補助券です。私が住んでいる自治体の券は、各種検査と14回分の妊婦健診の費用を補助してもらえる券です。全額ではなく、金額は決まっており、超えた分は自己負担となるようです。
それでも、14回分の検診(1万3910円分の補助が1回、5000円の補助9回分、8000円の補助が5回分)と、HIV抗体検査、子宮頸がん、性病、HTLV-1抗体検査、風疹抗体検査などの補助で、総額で10万1010円分の補助がありました。
第5回通院/予定日確定/かかったお金は7470円
・日にち:9月27日
・時期:12W1D(妊娠4か月)
・支払金額:7470円
・診療内容:診察・超音波検査
母子手帳をもらう
話が前後してしまいますが、前回の診察の時に、役所で母子手帳を貰ってくるように指示がありました。母子手帳と、妊婦検診の補助券がもらえるとのことです。言われるがままに役所に出向くと、母子手帳の交付は役所ではなく、保健センターへ行ってくださいとのこと。そのまま、役所から歩いて15分くらいの保健センターへ行きました。
私がかかっている産婦人科の病院が、住んでいる市町村の隣の市の市立病院です。病院のある市は、母子手帳は市役所で交付しているのかな、と推察しました。
保健センターで母子手帳をもらう手続きをしました。私の勝手なイメージでもっと簡単なものかと思っていましたが、保健センターの職員の方が、家族構成や仕事の状況など、かなり細かいヒアリングをしてくれました。
話しながら母子手帳などを受け取りました。思ったよりもたくさんのパンフレットや案内を渡されました。渡されたものは以下です。
・母子健康手帳
・妊婦健康診査助成券
・ママ・パパ教室のお知らせ
・母子健康手帳副読本(冊子)
・親子ではじめる歯の健康ブック(冊子)
・マタニティ食事レッスン(冊子)
・ママとあかちゃんのための用品(冊子)
母子手帳と補助券を提出
母子手帳と補助券は、早速今日から使います、とのことで、受付で提出しました。補助券は、複写式の用紙が何枚もついていて、妊婦健診の補助券と各種検査の補助券がありました。
その1種類ずつに、名前や住所、予定日などを書き込まなくてはならず、けっこう大変でした。受付で今日使う5枚に記入をして、残りは全部家で書いてきてください、とのことでした。宿題がでました(笑)けっこうな作業量になりそうです。
体重・血圧測定
まず体重をはかられました。そしてその結果を、早速母子手帳に書いてくれました。
私はもともと58キロ近くあった体重でしたが、つわりで一時期は51キロまで落ちてしまいましたが、持ち直して、今回は53.8キロでした。そして血圧は105/63でした。
母子手帳には、下に空欄がたくさん続いていたので、これから健診の度に測るのかな、と思いました。
超音波検査&診察
診察室に入り、まずはエコーを撮ってもらいました。今までは、経腟エコーで下着を脱いで開脚する椅子に座らなければなりませんでしたが、今回からは、お腹の上から撮るエコーになりました。そのため、おなかの服をまくって、診察台に仰向けになるだけですむので、ほっとしました。
その時の写真がこれです。左が頭で右が足、横向きに映っています。だいぶ人間らしい形になってきました。
各種検査
経腟エコーがなかったことでホッとしたのも束の間、すぐにあの開脚する椅子に座って受けなければならない検査がありました。
尿検査
総合病院のため、別のフロアへ尿検査をしに行きました。この病院では、妊娠を確定させるときも、尿検査はありませんでしたので、今回がこの病院で受ける初めての尿検査でした。
採血
総合病院のため、採血も別のフロアの採決専門の部屋で行います。そこで働いている人は、1日中採血しているのか気になりましたが、おそらくきっとそうです。
というのも、他の病院などで、私は今まで、取りにくい、と言われることが多く、水を飲まされたり、寝かされたりしながら採血されることが多かったのですが、座ったままでとてもスピーディーに応対してくれました。採血の専門家、これからも何度か採血される機会はあるでしょうが、安心です。
助産師さんとの面談
最後に、助産師さんが面談(?)してくれました。先生は男性ですし、淡々と診察をしてくいれますが、助産師さんは、女性で話しやすく、より親身になって話してくれます。助産師さんと話すことで、さまざまな疑問や不安が解消されていきます。
お金の話と、生活の仕方についての話の2本立てでした。話した内容を箇条書きにします。
・予定日と妊娠カレンダーの見方
・出産育児一時金の医療機関直接支払制度の説明
・産科医療保障制度の案内
・分娩予約と入院費の説明
・バースプランの案内(提出はまだ先だけど考えておいて、とのこと)
・母親学級の案内・予約
・マタニティーヨーガの案内
・テキスト配布
このテキストは妊婦としての生活の仕方や、こういうときは病院に電話してください、といった内容が書かれていました。
会計
以上の内容で、本日病院は終了しました。そして、この日の外来請求書兼領収書と外来診療明細書を添付します。
いよいよ健康保険の負担割合が10割になっていました。でも、助成券が使えるようになってからだったので、ありがたいです。内訳を見ていきましょう。
と言っても、どの検査がどの区分に当てはまるかとかは、正直なところわかりません・・・。医療事務の資格を持っている人だと分かるのでしょうか。ですので、金額が書かれているところの区分を拾っていきます。
手術・輸血 1970円
検査 18410円
病理診断 3000円
合計23380円
妊婦健診料 7300円
雑医療 800円
合計8100円
支払合計金額が31480円
助成額24010円
31480円-24010円=7470円
つまり、今回、病院の窓口で支払った金額が7470円でした。
内訳をみると、24010円も助成されていて、だいぶ引かれている!という印象ですが、今までの支払いの金額が2000円前後だったため、少し驚きました。こんなにたくさん検査するとも思っていなかったというのもありましたが。
でも落ち着いて考えてみると、助成券を使ったことで実際の支払金額は2.3割くらいになっています。保険適用でも3割負担ですので、保険適用よりも助成券の方が安くなっています。本当にありがたいですね。
次の診察は、何もなければ1か月後とのことです。今までは2週間の間隔ずつくらいだったので、けっこう間が空きます。
正直、今日行った検査の内、採血がなんの検査なのか、尿検査で何を調べるのかなどは私にはわかりませんでした。ちなみにその検査の結果が、次回、1ヶ月後の検診時に出るとのことです。そんなにすぐに結果を知らなくてもいい検査なのでしょうか。
というわけでこのシリーズも、第3弾は1か月開くかと思いますが、次回もよろしくお願いします。
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