【妊娠中のトラブルで休業したので『傷病手当金』を申請してみた】

こんにちは、妹子です。今回は、『傷病手当金』の申請について紹介します。
妹子は、昨年、妊娠中に切迫早産になり、自宅安静から長期入院をすることになってしまいました。事務職の正社員でしたので、本当は、産休に入るまで、つまり予定日の6週間前まで仕事を続けるつもりでしたが、それは叶いませんでした。
具体的には、2019年4月4日が予定日でしたが、2018年12月25日から休みを頂き、そしてそのまま産休に入ってしまいました。
休みに入った時点で残っていた有給休暇をすべて消化し、その後、『傷病手当金』の申請を行う流れとなりました。
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●傷病手当金とは

傷病手当金とは、働いている人が、怪我や病気で働けなくなってしまった期間に、生活保障として支給される健康保険の制度です。企業が加入している健康保険に入っている人は、怪我や病気で働けなくなってしまった期間に受給することができます。残念ながら、国民健康保険の人は、制度がなく受給することができません。
傷病手当金は、労災保険ではありませんので、仕事に関係ない怪我や病気での休業で、受給することができます。支給期間は、最長で1年6カ月です。

●傷病手当金の受給条件は?

『傷病手当金』を受給するには、いくつかの条件があります。
・業務外の病気やケガの療養での休業であること
・仕事に就くことができないこと
・連続する3日間を含む4日以上仕事を休業したこと
・休業期間、給与をもらっていないこと
ひらたく言うと、仕事が出来ないほどの怪我や病気を治すための期間に、連続3日以上働けなかった次の4日目から『傷病手当金』を受給することができます。そして有給休暇などの給料をもらってる日に関しては、受給できません。

●傷病手当金はいくらもらえるの?

傷病手当金がいくらもらえるかは、下記の式でもとめることができます。
直近12カ月の標準報酬月額の平均額÷30日×2/3
難しいですね。ざっくり言うと、1か月分の給料(1年間の平均)を日付で割って、1日分の金額を算出。その金額の3分の2が1日分の傷病手当金となります。
つまり、仕事をしていたら本来もらうべき額の3分の2を日割りでもらうような感じです。

●妊娠時でのトラブルでも傷病手当金はもらえる

そしてこの『傷病手当金』は、妊娠時のトラブルで働けなくなってしまった場合でも、受給することができます。妊娠では保険はきかないといいつつ、順調ではない場合、つまり何らかのトラブルがあって病名がついた場合に受給が出来ます。
妹子も、ありがたく、この『傷病手当金』を受給することができました。
妹子の『傷病手当金』の給付に至るまでを時系列でまとめてみました。
妹子の場合は、2019年4月10日が出産予定日で、2019年2月28日から産休に入る予定でした。しかし、2018年12月25日から羊水過多で入院、その後、切迫早産と診断されたのでそのまま出産まで休業しました。12月25日から残っている有給休暇を全て消化し、その後傷病手当金の受給期間に入りました。3日間の待機期間は、有給休暇消化中に完成しました。
2018/12/25 入院に伴い休業開始・有給休暇の消化開始
2019/1/27  有給休暇をすべて消化済み
2019/1/28  傷病手当金給付期間開始
2019/2/27  傷病手当金給付期間終了
2019/2/28  産前休暇開始

●傷病手当金の申請の流れ

傷病手当金を申請するには、4枚の書類を3者が記入する必要があります。
被保険者(つまり本人)が記入する書類が2枚、療養担当者(つまり病院)が記入する書類が1枚、事業主(つまり会社)が記入する書類が1枚あります。
本人が記入する内容は、名前や生年月日などの個人情報と、お金を受け取るための口座情報です。それから、傷病の内容や期間、そして給料の受け取り状況などの確認事項です。
病院に記入してもらう内容は、傷病の内容や就労不能の証明です。
会社に記入してもらう内容は、勤務状況や賃金支給状況の証明です。
流れとしては、まず、本人記入の用紙を記入します。病院に記入していただく書類は、退院後でないと記入できないとのことで、退院後、最初の検診で病院に提出、1週間後に受け取り。
本人と病院の書類を揃えて、会社に提出。会社が記入する分を書いてもらったのち、会社から健康保険組合に提出。その後、私の口座に健康保険組合から傷病手当金が振り込まれます。

●傷病手当金の申請書の書き方

と言うわけで、私が提出した傷病手当金の申請書を公開します。
上記の流れの通り、本人記入の書類と病院側に書いてもらう書類を記入して、会社に提出、会社から健康保険組合に提出してもらったので、会社が書いた内容の控えがありません。白紙の用紙のみ、参考に載せておきますのでご容赦ください。

●実際に傷病手当金を申請してみた

上記の書類を提出しました。一体どのくらいの期間でお金が振り込まれたのでしょうか。
このような申請は、多少の期間がかかることは理解しているものの、実際にお金が振り込まれるまでは、少しそわそわしてしまいますよね。
・休業期間(申請期間)
2019年12月25日~2019年2月28日の66日間
・そのうちの無給の期間
2019年1月23日~2019年2月28日の37日間
・金額
23万140円
妹子の標準報酬月額が28万円でした。これを式に当てはめます。
直近12カ月の標準報酬月額の平均額÷30日×2/3
28万÷30日×2/3=6222 (ここで10円単位は四捨五入します)→6220円
6220円が一日あたりの金額になります。
6220円×37日分=23万140円
・振り込まれるまでの期間
病院へ書類の記入を依頼 2019年3月19日
↓3日
病院から書類の受け取り 2019年3月22日
会社へ提出(郵送)   2019年3月22日
31日
口座へ振り込まれた日  2019年4月22日
会社での手続き期間がどのくらいかかったのかが分からないため、人によって多少の差はあるとは思いますが、これから申請する方の参考になるといいなと思います。

●有給休暇との兼ね合いを考えましょう

妹子の場合、休みに入ったあと、会社と相談して、残っている有給休暇を使い切ってから傷病手当をもらうことにしました。
というのも、妹子の場合は、有給休暇をとると、1日あたり1万4000円くらいの金額がもらえるからです。ただし、有給休暇は、土日にあてることはできませんので、一週間で5日分、約7万円になります。傷病手当金ですと土日は関係ありませんので、一週間で7日分、4万3540円になります。この金額の差があったので、先に有給休暇を消化させてもらいました。
妊娠時のトラブルで傷病手当金を申請する場合、産休、育休明けに備えて有給休暇を残しておきたい人もいるかもしれません。
私の場合は、たまたま、会社の有給休暇の起算日が4月であり、そして出産後1年間の育休を予定しています。
2018年1月 それまでの有給休暇を使い切る→傷病手当
2019年4月 有給休暇20日付与予定
2020年4月 有給休暇20日付与予定(残日数40日)、 復帰予定
というわけで、復帰する頃に有給休暇が最大の40日付与される予定、とのことで、今回全て使い切って問題ないとのことでした。
有給休暇の付与予定と復帰のタイミングの予定次第では、有給休暇を取っておき、規定通り、休業4日目から傷病手当金を申請するという選択肢もあると思います。
また、別の観点では、出産する年は、タイミングによっては、自分の所得金額が少なく、税制上、旦那さんの扶養に入れる場合があります。有給休暇ですと所得になりますが、傷病手当金ですと所得にはなりません。
そこは、それぞれのタイミングを鑑みて、よく考えて申請しましょう。
雑記
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